EXHIBITIONS
高田光「lovely absentees」
LAID BUGで、高田光による個展「lovely absentees」が開催される。
高田光は、都市探検やフィールドワークの記録、その体験に付随する個人的な記憶と内省的に向きあい、様々なメディウムを用いて作品制作を行うアーティストだ。これまで、千葉県にある市原湖畔美術館(2018)やEASTEAST_TOKYO(2020)、西荻窪HAITSU(2021)などで作品展示を行い、昨年はLAID BUGでソロエキシビジョンを行った。
LAID BUGで2度目の開催となる本展では、高田が日々行なっているフィールドワークから、街路樹に着目した作品を発表。
「いつも高速道路に乗る前に立ち寄るコンビニエンスストアの目の前の街路樹がいつの間にか伐採されていることに気がついた。いや、切られた後を観察するに、随分前に伐採されていたのかも。どれくらい前に植樹されたのだろうか。この辺りの街路樹はどれも立派で、ある程度等間隔で植樹されていただろうがいまでは所々歯抜けになってしまっている。街の景観や環境整備を目的として、どこかからか連れてこられたこの無数の木々は、根付いた場所でゆっくりと時間をかけて、剪定を行う労働者やあらゆる人々と交わりながら変化してきたのだろう。いまこの微かな不在とそれに交わる私たちについて回想する時間を改めて設けられたらと思う」。
本展は、普段見慣れた景色に新たな視点をもたらす高田光の新作展となる。
高田光は、都市探検やフィールドワークの記録、その体験に付随する個人的な記憶と内省的に向きあい、様々なメディウムを用いて作品制作を行うアーティストだ。これまで、千葉県にある市原湖畔美術館(2018)やEASTEAST_TOKYO(2020)、西荻窪HAITSU(2021)などで作品展示を行い、昨年はLAID BUGでソロエキシビジョンを行った。
LAID BUGで2度目の開催となる本展では、高田が日々行なっているフィールドワークから、街路樹に着目した作品を発表。
「いつも高速道路に乗る前に立ち寄るコンビニエンスストアの目の前の街路樹がいつの間にか伐採されていることに気がついた。いや、切られた後を観察するに、随分前に伐採されていたのかも。どれくらい前に植樹されたのだろうか。この辺りの街路樹はどれも立派で、ある程度等間隔で植樹されていただろうがいまでは所々歯抜けになってしまっている。街の景観や環境整備を目的として、どこかからか連れてこられたこの無数の木々は、根付いた場所でゆっくりと時間をかけて、剪定を行う労働者やあらゆる人々と交わりながら変化してきたのだろう。いまこの微かな不在とそれに交わる私たちについて回想する時間を改めて設けられたらと思う」。
本展は、普段見慣れた景色に新たな視点をもたらす高田光の新作展となる。

