新埜康平、カネコタカナオ、中島友太「synchronicity」

　tagboat で、新埜康平、カネコタカナオ、中島友太による展覧会「synchronicity」が開催されている。

　本展では、独自の視点で異なる時代や技法を融合させた3名のアーティストの作品が展示。

　カネコタカナオは、身の回りのものとモンスターを融合させ、ストリートアートとアニメの要素を組み込み、情報過多や匿名性に焦点をあてた作品を公開している。

　新埜康平は、ストリートカルチャーからインスピレーションを受け、日本画の伝統的な技法を用いて等身大のモチーフをサンプリング（再構成）した独自のイメージを描き出す。

　中島友太は、古い映画や古本、ネットから拾った画像、Ai生成データなどからサンプリングした素材をコラージュのように組みあわせ、デジタルから油彩画へのトランスファーにより新たな心象風景を表現。

　会場では、各々の表現から生まれた新しい視点が融合し、synchronicity（共時性）を通じて、新たなアートの可能性が共有される。