EXHIBITIONS
荒木珠奈展
京都アートゾーン神楽岡で「荒木珠奈展」が開催されている。
荒木珠奈(あらき・たまな)は東京都出身。メキシコ留学時代に版画の技法に出会い、1990年代から版画、立体作品、インスタレーションなど幅広い表現の作品を発表。ワークショップを通じて、子供やメキシコの先住民など様々な人々と共同で作品制作も行う。現在はニューヨークを拠点に、自身のペースで活動を続けている。
荒木の作品には舟、椅子、蛇、虹、蝶、サーカスなどのモチーフが繰り返し出てくる。近年、北米とメキシコのあいだで渡りをする蝶々たちに、移民や自分の姿を重ねて描いているという。蝶が羽を広げたようなテントは、避難所、隠れ家の象徴としてこれまでもつくられてきたが、最近ではそのテントに灯台のようなイメージも含まれ始めた。そこには混迷の続くこの世界でも、遠くに光る一筋の光を見たいという願いが込められているのかもしれない。
本展では、銅版画に加え、セラミック(陶器と磁器)の立体作品を展示。
荒木珠奈(あらき・たまな)は東京都出身。メキシコ留学時代に版画の技法に出会い、1990年代から版画、立体作品、インスタレーションなど幅広い表現の作品を発表。ワークショップを通じて、子供やメキシコの先住民など様々な人々と共同で作品制作も行う。現在はニューヨークを拠点に、自身のペースで活動を続けている。
荒木の作品には舟、椅子、蛇、虹、蝶、サーカスなどのモチーフが繰り返し出てくる。近年、北米とメキシコのあいだで渡りをする蝶々たちに、移民や自分の姿を重ねて描いているという。蝶が羽を広げたようなテントは、避難所、隠れ家の象徴としてこれまでもつくられてきたが、最近ではそのテントに灯台のようなイメージも含まれ始めた。そこには混迷の続くこの世界でも、遠くに光る一筋の光を見たいという願いが込められているのかもしれない。
本展では、銅版画に加え、セラミック(陶器と磁器)の立体作品を展示。

