EXHIBITIONS
特別展
日本の巨大ロボット群像
ー鉄人28号、ガンダム、ロボットアニメの浪漫ー
京都文化博物館で、特別展「日本の巨大ロボット群像ー鉄人28号、ガンダム、ロボットアニメの浪漫ー」が開催される。
架空のロボットが登場するアニメーション(ロボットアニメ)は、いまや日本の大衆文化の一角を占めている。横浜に登場した「動くガンダム」(今年3月末で公開終了)を始めとする架空の「実物大」ロボットが日本の主要都市に存在し、それらは日常的な風景となっている。
ロボットアニメの嚆矢である『鉄人28号』(1963)や、その後大ヒットした『マジンガーZ』(1972)、そしてロボットアニメの流れに新風を吹き込んだ『機動戦士ガンダム』(1979)の影響下、現在にいたるまで多数のロボットアニメが制作され、魅力的なロボットがデザインされてきた。ほかの国のアニメーションには見られない、独自の進化と広がりを見せてきたそのデザインの変遷には、空想上の荒唐無稽なロボットという存在に映像的な「リアリティ」を与えるためのデザイン上、設定上の創意工夫が凝らされている。
本展では、『鉄人28号』から近年のロボットアニメにおけるロボットのデザインと映像表現の歴史を、それらの「リアリティ」形成において重要な役割を果たした設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に検証していく。日本のアニメーションにおける巨大ロボットのデザインとその映像表現の歴史をたどり、「巨大ロボットとは何か」を問いかける展覧会となっている。
架空のロボットが登場するアニメーション(ロボットアニメ)は、いまや日本の大衆文化の一角を占めている。横浜に登場した「動くガンダム」(今年3月末で公開終了)を始めとする架空の「実物大」ロボットが日本の主要都市に存在し、それらは日常的な風景となっている。
ロボットアニメの嚆矢である『鉄人28号』(1963)や、その後大ヒットした『マジンガーZ』(1972)、そしてロボットアニメの流れに新風を吹き込んだ『機動戦士ガンダム』(1979)の影響下、現在にいたるまで多数のロボットアニメが制作され、魅力的なロボットがデザインされてきた。ほかの国のアニメーションには見られない、独自の進化と広がりを見せてきたそのデザインの変遷には、空想上の荒唐無稽なロボットという存在に映像的な「リアリティ」を与えるためのデザイン上、設定上の創意工夫が凝らされている。
本展では、『鉄人28号』から近年のロボットアニメにおけるロボットのデザインと映像表現の歴史を、それらの「リアリティ」形成において重要な役割を果たした設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に検証していく。日本のアニメーションにおける巨大ロボットのデザインとその映像表現の歴史をたどり、「巨大ロボットとは何か」を問いかける展覧会となっている。