EXHIBITIONS
祈器(きき)
麻布台ヒルズ ギャラリースペースでは、能登半島地震を受け大きな被害を受けた北陸の作家たちを応援するイベントを開催。その内のひとつとして、石川県金沢市の茶陶の名門、大樋焼(おおひやき)十一代・大樋長左衛門(おおひ・ちょうざえもん)と次期十二代・奈良祐希(なら・ゆうき)による初の二代展「祈器(きき)」と名付けられた、2名の作家による作品展が開催される。
大樋窯は今回の地震で甚大な被害を受け、作品だけでなく、歴代の作品も多数損壊。金沢市内の大樋美術館やギャラリーの被災箇所の修復、工房の再建や窯の復興に日々全力を注いでいる。そのような環境下でも「つくる」ことへの灯を絶やすことなく制作に励み、十一代は多数損壊した歴代作品の破片や断片をコラージュしたオブジェを、十二代は代表作「Bone Flower」を復興への祈願を込めて「能登ヒバ」によって制作している。
本展では、震災後に焼き上げた最新作を公開。そのほか、作品の販売、トークイベント、被災地において心の拠り所となっている「インスタントハウス」内での復興祈願チャリティ茶会が予定されている。
大樋窯は今回の地震で甚大な被害を受け、作品だけでなく、歴代の作品も多数損壊。金沢市内の大樋美術館やギャラリーの被災箇所の修復、工房の再建や窯の復興に日々全力を注いでいる。そのような環境下でも「つくる」ことへの灯を絶やすことなく制作に励み、十一代は多数損壊した歴代作品の破片や断片をコラージュしたオブジェを、十二代は代表作「Bone Flower」を復興への祈願を込めて「能登ヒバ」によって制作している。
本展では、震災後に焼き上げた最新作を公開。そのほか、作品の販売、トークイベント、被災地において心の拠り所となっている「インスタントハウス」内での復興祈願チャリティ茶会が予定されている。