EXHIBITIONS
青山夢 個展「見えない怪獣」
アートフロントギャラリーで、青山夢による個展「見えない怪獣」が開催される。
これまで青山は山形県村山地方の供養習俗であるムカサリ絵馬の取材を通し、人々が暮らす環境の中で、人の死を思う人間の普遍的な形式をモチーフにして作品をつくってきた。そして、人知を超える大きな災いが起きても、境界なく入り混じりつながる獣に興味を持ち、様々な獣の皮膚や毛を土台に制作を続けている。
今回、青山が注目したのはウルトラ怪獣だ。日本の特撮シリーズの元祖であるウルトラシリーズには当初から軍拡競争やベトナム戦争、差別などの時事を反映した作品が多く存在する。それらは、人間の営みの中で起きた問題を象徴化し、目に見える形にして、人々に伝えていると考えられる。本展で青山は、昨今の見えづらい社会問題をモチーフに現代の怪獣を制作し、新たな物語を生み出す。
これまで青山は山形県村山地方の供養習俗であるムカサリ絵馬の取材を通し、人々が暮らす環境の中で、人の死を思う人間の普遍的な形式をモチーフにして作品をつくってきた。そして、人知を超える大きな災いが起きても、境界なく入り混じりつながる獣に興味を持ち、様々な獣の皮膚や毛を土台に制作を続けている。
今回、青山が注目したのはウルトラ怪獣だ。日本の特撮シリーズの元祖であるウルトラシリーズには当初から軍拡競争やベトナム戦争、差別などの時事を反映した作品が多く存在する。それらは、人間の営みの中で起きた問題を象徴化し、目に見える形にして、人々に伝えていると考えられる。本展で青山は、昨今の見えづらい社会問題をモチーフに現代の怪獣を制作し、新たな物語を生み出す。