EXHIBITIONS
企画展
倉俣史朗のデザイン――記憶のなかの小宇宙
富山県美術館で、企画展「倉俣史朗のデザイン――記憶のなかの小宇宙」が開催される。
倉俣史朗(1934〜1991)は、没後30年以上を経たいまなお、デザインの領域にとどまらない高い評価を受け、影響を与え続けているデザイナーだ。アクリル、ガラスのほか、建築用金属素材も用いて、主に家具とインテリアを中心に、時に同時代の美術の影響を受けながら展開されたその仕事は、デザインや社会の状況への問いかけも含みながら、いまもなお人々を魅了している。
本展では、デザイナーとして独立する以前の20代の頃の仕事を紹介する資料から、56歳で突然世を去るまでにデザインした家具やインテリアを、《ミス・ブランチ》(1988)など同館所蔵の椅子7脚も織り交ぜながら、時代順にたどる。また、晩年の倉俣が残した夢日記やイメージスケッチ、傍らに置いた蔵書やレコード、そして倉俣自身の言葉を通して、その内面や思考の背景など「倉俣史朗その人」を伝えることも試みる。
倉俣史朗(1934〜1991)は、没後30年以上を経たいまなお、デザインの領域にとどまらない高い評価を受け、影響を与え続けているデザイナーだ。アクリル、ガラスのほか、建築用金属素材も用いて、主に家具とインテリアを中心に、時に同時代の美術の影響を受けながら展開されたその仕事は、デザインや社会の状況への問いかけも含みながら、いまもなお人々を魅了している。
本展では、デザイナーとして独立する以前の20代の頃の仕事を紹介する資料から、56歳で突然世を去るまでにデザインした家具やインテリアを、《ミス・ブランチ》(1988)など同館所蔵の椅子7脚も織り交ぜながら、時代順にたどる。また、晩年の倉俣が残した夢日記やイメージスケッチ、傍らに置いた蔵書やレコード、そして倉俣自身の言葉を通して、その内面や思考の背景など「倉俣史朗その人」を伝えることも試みる。