EXHIBITIONS
佐々木類「雪の中の青」
Rui Sasaki:Blue in the Snow
ARTCOURT Galleryで、佐々木類による個展「雪の中の青」が開催されている。
佐々木類は、「存在の記録や保存に適した素材」としてガラスをとらえ、身近な自然や生活環境の変化を通じて知覚した"微かな親しみ"や"懐かしさ"をテーマに作品制作を行なってきた。活動拠点である金沢の自然のなかや滞在先で見つけた、その時々の自分と場所をつなぐものとして、雪、植物、部屋の隅などを採集し、透明なガラスに封入することで、目には見えない記憶の可視化を試みている。
本展では、佐々木の制作において要となる「採集する行為」に焦点を当て、代表的な3つのシリーズを展示室ごとに構成。熱した蓄光ガラスを雪のなかで吹いて制作した《雪の中の青》、故郷の実家の隅を型取りした《Corners at My Parents' House》、ポートランド日本庭園の庭師による手入れで捨てられた植物を標本のように保存した《Reminiscences of the garden》を紹介している。
佐々木類は、「存在の記録や保存に適した素材」としてガラスをとらえ、身近な自然や生活環境の変化を通じて知覚した"微かな親しみ"や"懐かしさ"をテーマに作品制作を行なってきた。活動拠点である金沢の自然のなかや滞在先で見つけた、その時々の自分と場所をつなぐものとして、雪、植物、部屋の隅などを採集し、透明なガラスに封入することで、目には見えない記憶の可視化を試みている。
本展では、佐々木の制作において要となる「採集する行為」に焦点を当て、代表的な3つのシリーズを展示室ごとに構成。熱した蓄光ガラスを雪のなかで吹いて制作した《雪の中の青》、故郷の実家の隅を型取りした《Corners at My Parents' House》、ポートランド日本庭園の庭師による手入れで捨てられた植物を標本のように保存した《Reminiscences of the garden》を紹介している。