EXHIBITIONS
オーガミノリ 個展『痕跡』
GASBON METABOLISMで、オーガミノリの個展「痕跡」が開催されている。
オーガミノリは1982年東京都出身。2007年に東京藝術大学大学院漆芸専攻修了後、漆芸造形作家として活動し、20年より平面画の発表を始める。
オーガの絵画は、抑制された色調に大胆なストロークが際立ち、浮遊するオブジェクトとともに独自の空間を構成する。ただ単に静謐な空間を追い求めたのでは無く、筆致とマチエール(絵肌)そして、描かれたオブジェクトが相互に振動している様に、視覚の先にある感覚に訴えかけ、リズムやスピードを変化しながら往来する絵画鑑賞体験を提供する。オーガの作品には、まさに鼓動を絵が孕む瞬間をとらえようとした「痕跡」が立ち現れている。
オーガが描画を特徴づけているのは、ヘラや刷毛(漆芸の用具)の筆致と扱いといえる。本展では、オーガが初めて取り組んだ大型タブローをはじめ、ドローイング数十点を一挙に展示する。
本格的に絵画制作をはじめて5年、絵画発表をはじめて3年の彼女の大型作品、未発表のドローイングを含む大規模な展示となる。
オーガミノリは1982年東京都出身。2007年に東京藝術大学大学院漆芸専攻修了後、漆芸造形作家として活動し、20年より平面画の発表を始める。
オーガの絵画は、抑制された色調に大胆なストロークが際立ち、浮遊するオブジェクトとともに独自の空間を構成する。ただ単に静謐な空間を追い求めたのでは無く、筆致とマチエール(絵肌)そして、描かれたオブジェクトが相互に振動している様に、視覚の先にある感覚に訴えかけ、リズムやスピードを変化しながら往来する絵画鑑賞体験を提供する。オーガの作品には、まさに鼓動を絵が孕む瞬間をとらえようとした「痕跡」が立ち現れている。
オーガが描画を特徴づけているのは、ヘラや刷毛(漆芸の用具)の筆致と扱いといえる。本展では、オーガが初めて取り組んだ大型タブローをはじめ、ドローイング数十点を一挙に展示する。
本格的に絵画制作をはじめて5年、絵画発表をはじめて3年の彼女の大型作品、未発表のドローイングを含む大規模な展示となる。