EXHIBITIONS
高松市美術館開館35周年記念 特別企画 「川島猛展」
高松市美術館で、同館開館35周年記念 特別企画 「川島猛展」が開催されている。
香川県出身の現代美術家・川島猛は、1963年、モダンアートが渦巻くニューヨークに新天地を求め渡米。それから53年間、ニューヨークを拠点に、ワーデル画廊での個展や、ニューヨーク近代美術館に作品が永久収蔵されるなど高い評価を受けると同時に、日本でも、同館をはじめ美術館やギャラリーでの個展開催など、国内外の人々を魅了し続けてきた。紋章のように描かれた〈レッド・アンド・ブラック〉シリーズから時代を追うごとに画風や使う素材が変容しても、最新作〈宇宙〉シリーズまで一貫して、人間への興味、生命の謳歌がテーマとして通奏している。
川島は2016年にニューヨークから郷里の高松に拠点を移し、瀬戸内海が見渡せる場所にアトリエ兼ミュージアム 「川島猛アートファクトリー」をオープンさせ、いまもなお制作に余念がない日々を送っている。
本展は、同館開館35周年を記念するとともに、川島が渡米してから60年間の仕事の軌跡を振り返るもので、展示室のほか、エントランスホール、ブランチギャラリー(高松丸亀町商店街内)にて、川島のバラエティに富んだ作品の数々が展示される。《N.Y.20》(1965、高松市美術館蔵)や《宇宙環VIII》(2017〜19、作家蔵)など代表作をはじめ、川島が手がけた高松国際ピアノコンクールのポスターや、高松市内の様々な施設にあるパブリックアートの写真や制作資料も紹介。また、昨年度寄贈を受けた版画や小作品も公開されている。
香川県出身の現代美術家・川島猛は、1963年、モダンアートが渦巻くニューヨークに新天地を求め渡米。それから53年間、ニューヨークを拠点に、ワーデル画廊での個展や、ニューヨーク近代美術館に作品が永久収蔵されるなど高い評価を受けると同時に、日本でも、同館をはじめ美術館やギャラリーでの個展開催など、国内外の人々を魅了し続けてきた。紋章のように描かれた〈レッド・アンド・ブラック〉シリーズから時代を追うごとに画風や使う素材が変容しても、最新作〈宇宙〉シリーズまで一貫して、人間への興味、生命の謳歌がテーマとして通奏している。
川島は2016年にニューヨークから郷里の高松に拠点を移し、瀬戸内海が見渡せる場所にアトリエ兼ミュージアム 「川島猛アートファクトリー」をオープンさせ、いまもなお制作に余念がない日々を送っている。
本展は、同館開館35周年を記念するとともに、川島が渡米してから60年間の仕事の軌跡を振り返るもので、展示室のほか、エントランスホール、ブランチギャラリー(高松丸亀町商店街内)にて、川島のバラエティに富んだ作品の数々が展示される。《N.Y.20》(1965、高松市美術館蔵)や《宇宙環VIII》(2017〜19、作家蔵)など代表作をはじめ、川島が手がけた高松国際ピアノコンクールのポスターや、高松市内の様々な施設にあるパブリックアートの写真や制作資料も紹介。また、昨年度寄贈を受けた版画や小作品も公開されている。

