萱嶋晴子 写真展 「清里フィールドバレエ プリンセスブルーの夜」

　清里フォトアートミュージアムで、萱嶋晴子による写真展 「清里フィールドバレエ プリンセスブルーの夜」が開催されている。

　萱嶋晴子は山梨県甲府市在住。萱嶋は幼い頃からバレエに親しんでおり、現在は、バイオメカニクスの視点からダンサーの身体の動きを追う舞台写真家として活動している。

　バレエシャンブルウエストにより、萌木の村・特設野外劇場にて開催され、清里の夏の風物詩とされている 「清里フィールドバレエ」。フィールドバレエでは、開演に向けてリハーサルに集中するダンサーたちの、背後の夏空が藍色に染まる一瞬があるという。萱嶋は"プリンセスブルー"と呼ばれるその色に魅せられ、9年間にわたり撮影を続けてきた。

　本展は、萱嶋がとらえた本番直前のバレエダンサーの姿、24点を公開。会場では、リハーサルから本番までの時の流れと、ダンサーたちの息づかいを感じることができる。