アートに特化した本の祭典「TOKYO ART BOOK FAIR」がこの秋で9回目を迎える。会場を天王洲アイルへと移した今回は、国内外の出版社、書店、ギャラリー、アーティストなど約350組が出展するほか、同地区に位置するギャラリーやショップが連動し、過去最大規模での開催を実現。
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一つのエリアの出版文化を紐解く特別企画「Guest Country」では、アートブックシーンで大きな変化が起こっている中国、韓国、台湾、シンガポールのアジア4ヵ国に注目。それぞれの地域の作家がキュレーターとなり、厳選した書籍を展示、販売する。
また、ドイツのアート出版社「Steidl」のブックアワードに関するイベントや、資生堂の企業文化誌『花椿』の創刊80年を記念するトークショーなどを実施。さらに横尾忠則がデザインを手がけた約250冊の書籍や雑誌を展示し、さまざまな角度からアートブックの魅力に迫る。
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会期中には「NEIGHBOURS」と称して、「TERRADA ART COMPLEX」や「SLOW HOUSE」などの天王洲アイル周辺施設と連携。展覧会やイベントを開催するほか、運河沿いでフードの販売なども予定している。tokyobikeで自転車をレンタルすることも可能だ。
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新たなアート地区となりつつある天王洲エリアで行われる「TOKYO ART BOOK FAIR 2017」。過去最大スケールの今回は、地区全体でアートとカルチャーを満喫できる4日間となっている。
なお10月5日のプレビュー・オープニングレセプションでは、先着順・数量限定のノベルティとして、アーティスト・加賀美健が本イベントのために描き下ろした手ぬぐいを配布する。
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