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音と映像で体感する坂本龍一の世界。「設置音楽展」開催決定

ミュージシャン・坂本龍一の8年ぶりとなるニューアルバムのリリースにあわせ、新作の試聴と映像を組み合わせたインスタレーションを展示する展覧会がワタリウム美術館で開催される。会期は4月4日〜5月28日。

坂本龍一

 坂本龍一の8年ぶりとなる新作「async」が3月28日にリリースされるのに合わせ、その世界を体感することのできる展覧会「Ryuichi Sakamoto|async 坂本龍一 | 設置音楽展」がワタリウム美術館で開かれる。

 このニューアルバムは「あまりに好きすぎて、誰にも聴かせたくない」という本人の思いをそのままに、リリース以前の試聴やサンプル盤の配布が一切行われていないというもの。

 本展では、坂本龍一の「整った環境で音楽に向き合ってもらえたら」という思いと、本作が「映像喚起力の強い音響作品である」という点から、本人によるアルバム全曲の5.1chサラウンドMIXの試聴と、長年のコラボレーターである高谷史郎による映像により構成されるインスタレーションを展示。

 そのほか、アルバム制作時に多くの時間を過ごした空間の映像と、環境音を素材としたインスタレーションや、新作制作過程にインスピレーションを与えた書籍、モノ、写真、メモ、譜面などの展示、坂本のソロ作品のほとんどを視聴することのできる視聴ブース、来場者との双方向交流のための壁「COMMUNICATION WALL」などが展開される。

『坂本龍一 | 設置音楽展(タイトル未定)』イメージビジュアル

編集部

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