スパイラルガーデンのアトリウムには、ライカ100年の軌跡をひとつの「渦」で表現した展示空間が登場。会期中17時以降になると、ライカギャラリー・インターナショナル代表兼アートディレクターであるカリン・レーン=カウフマンのキュレーションによる100点の写真作品がプロジェクション映像として会場に投影される。さらに、サウンドデザイナーの清川進也による、ライカのシャッター音を用いたサウンド・インスタレーションも同時に展開される。


また、同じくアトリウムには世界的なアーティストやデザイナーとのコラボレーションモデルをはじめとした、特別仕様のライカや現行製品のラインナップも並び「ライカの過去から現在」に触れることができる。さらに、「ライカI」誕生100周年を記念して、100台限定で作られた特別限定モデル 「ライカM11 100 Years of Leica “ TOKYO JAPAN”」も紹介されている。

アトリウムの壁面には、2011年から開催されている「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード」の受賞者の作品が並ぶ。本アワードは、世界中の人々の心を揺さぶる作品や、忘れられない一瞬をとらえた作品を発表したライカフォトグラファーへ贈られる賞。2011〜24年までの受賞者の名作が並ぶ様子は圧巻だ。

同じく会場内では、「植田正治×福山雅治写真展:Visual Conversation」も開催中。静謐なまなざしで風景と人物をとらえた写真界の巨匠・植田正治。その独創的な世界に深い敬意を抱き、自らの写真表現を追い求めてきた福山雅治。本展は、福山が“ 師” と仰ぐ植田との初の2人展となっている。
ライカの100年にわたる歴史を振り返るとともに、ライカと写真文化の魅力にあらためて触れてみてはいかがだろうか。
- 1
- 2



















