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「BIWAKOビエンナーレ2025」会場レポート。近江の歴史と歩み、近江の歴史をつくる芸術祭【8/8ページ】

369 Terrace Cafe

 長命寺のふもと、琵琶湖のほとりにあるカフェ「369 Terrace Cafe」。喫茶のみならず、カジュアルフレンチのコースも楽しめるここの最大の特徴は、広く琵琶湖を臨むことができる巨大なテラスだ。

369 Terrace Cafe 撮影=編集部

 石川雷太はここでも文字が空中に浮かぶ作品を展開。より間近に琵琶湖を借景し、5つの透明パネルと言葉を配置することで、このシチュエーションに華を添えた。

展示風景より、石川雷太の作品 撮影=編集部

 なお、このほかにも琵琶湖の沖合約1.5キロメートルに浮かぶ「沖島」でも展示が行われている。沖島へは近江八幡駅からバスで30分ほどの堀切港から船で10分ほどだ。

沖島の展示風景より、周子傑の作品 撮影=周逸喬

 25年近い時間をかけて、数多のアーティストが展示し、街を活性化させてきたBIWAKOビエンナーレ。京都と名古屋という大都市のあいだに花開いた豊かな文化を、アートとともに感じられる芸術祭となっている。

編集部