旧扇吉もろみ倉
近江八幡の中でも代表的な醤油醸造元、平居吉蔵家のもろみ倉である「旧扇吉もろみ倉」。ここではsaiho✕林イグネル小百合による作品が展開。見る人の心の中に庭を現出させたいとの想いから、土壁や床面の土に彼岸花などのモチーフが現れている。

禧長
江戸期から畳、麻網を中心に卸売業を営んでいた喜多七右衛門の町家「禧長」。ここでは塩見亮介、河合晋平、草木義博、小曽川瑠那、田中太賀志、田中哲也、オード・ブルジン、Kikoh Matsuura、八木玲子、米津真理奈、マルタ・ルピンスカ、趙夢佳の作品を展している。

生命力をコンセプトに作品を展開する田中太賀志は、屋敷の庭に命を育む巨大な植物を展開。陶芸家の田中哲也は花や種などに信楽透士の泥漿(粘土を液状にしたもの)をつけ、焼成し「時」を切り取った「時器TOK』を制作した。


塩見亮介は月における資源開発やそれに伴う戦争の可能性を考える宇宙倫理学をテーマに、月の兎と宇宙服をモチーフにした甲冑を制作した。




















