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「江戸の人気絵師 夢の競演 宗達から写楽、広重まで」(山種美術館)会場レポート。コンパクトに江戸絵画の前景を見る【5/5ページ】

 第2展示室では「太田記念美術館の楽しい浮世絵」と題し、同館所蔵のコレクションを紹介している。

 ここでは歌川広重、豊国、国芳、小林清親それぞれによる、両国の花火を題材にした浮世絵が並ぶことに注目だ。花火という夜空に一瞬浮かぶ芸術を、それぞれの絵師がどのように表現したのか、比較してみるのもおもしろいはずだ。

展示風景より

 コンパクトながらも、浮世絵版画から屏風絵まで名作がそろい江戸絵画の魅力を十二分に触れられる本展。展示替えを挟んだ前後、どちらも訪れて作品を堪能したくなる展覧会といえるだろう。

編集部