会場では大まかな年代順で奥村雅信、鈴木春信、鳥居清長らの美人画を展示していく。春信の演出する細やかな仕草や、清長のすらりとした立ち姿の美人の表現などに注目したい。


歌川広重の《東海道五十三次》(1833-34)も宿場町順に並べられ、前期後期の展示替えを挟みつつ総覧できる。とくに同館が所蔵するものは初刷のものも多く、例えば雪中の山越えを描いた「蒲原」などは、ぼかしも線の鋭さも、よく知られているものと大きく異なることがおもしろい。また、鮮烈な構図が目を引く《近江八景》にも注目だ。



会場では大まかな年代順で奥村雅信、鈴木春信、鳥居清長らの美人画を展示していく。春信の演出する細やかな仕草や、清長のすらりとした立ち姿の美人の表現などに注目したい。


歌川広重の《東海道五十三次》(1833-34)も宿場町順に並べられ、前期後期の展示替えを挟みつつ総覧できる。とくに同館が所蔵するものは初刷のものも多く、例えば雪中の山越えを描いた「蒲原」などは、ぼかしも線の鋭さも、よく知られているものと大きく異なることがおもしろい。また、鮮烈な構図が目を引く《近江八景》にも注目だ。







