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「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」(21_21 DESIGN SIGHT)開幕レポート

六本木の21_21 DESIGN SIGHTで、企画展「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」がスタートした。会期は11月3日まで。

文・撮影=三澤麦(ウェブ版「美術手帖」編集部)

展示風景より

 六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2で、企画展「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」がスタートした。展覧会ディレクターを務めたのは、ビジュアルデザインスタジオWOW。

 災害大国である日本は、地震や津波など、日常的に自然の脅威と相対している。最近も各所で地震が相次いで発生しており、不安な気持ちを抱いている人も少なくないだろう。しかし、忙しない日々を過ごすなかで、つねに防災の意識を保ち続けるのは容易なことではない。本展では、「そもそも災害とはなにか」という視点から災害のビジュアライズを行うとともに、災害をきっかけとして生み出されたプロジェクトやプロダクトを幅広く紹介。そして、国内における災害の記録や伝承を踏まえながら、これから起こりうる災害への向き合い方についても参加者とともに考え、共有を促していくものとなっている。

21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2 エントランス。展覧会ディレクターは、仙台に拠点を持つデザインスタジオWOW。会場グラフィックは佐々木拓・金井あきが務めており、テーマの「防災」をわかりやすく伝えるため、レスキュー隊などに用いられる蛍光オレンジやシルバー、冷静さを促すゴシック体のフォントが使用されている

編集部

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