学生の創作活動の支援と日本の現代芸術の振興を目的とした国内最大級のアートアワード「CAF賞」。2022年度の作品募集がスタートした。
日本全国の高校・大学・大学院・専門学校の学生、および日本国籍を有し海外の教育機関に在籍する学生の作品を対象とするこのアワード。最優秀賞1名には賞金100万円と、さらに副賞に個展開催の機会が提供され、また、優秀賞1名には賞金50万円、審査員賞4名には各30万円が授与される。
応募作品の形式やテーマ、サイズは自由であり、出品料や作品輸送料が無料であることも同賞の特徴だ。作品のエントリーは、公益財団法人 現代芸術振興財団ウェブサイトの専用フォームにて6月30日の18時まで。
審査員は昨年に引き続き本年も、岩渕貞哉(美術手帖総編集長)、金澤韻(現代美術キュレーター)、名和晃平(彫刻家)、保坂健二朗(滋賀県立美術館ディレクター)の4名を迎える。7月上旬の書類審査と9月下旬の作品審査を経て、11月下旬に代官山ヒルサイドフォーラムで最終審査や表彰式、入選作品展覧会が予定されている。
これまでに、畑山太志、川内理香子、井田幸昌、木村翔馬、根本祐杜、サカイケイタ、スピリアールト・クララらが受賞した同賞。若手アーティストは、新しいチャレンジができるこの機会を逃さず応募してほしい。