アート作品を購入し保管する際にもっとも頭を悩ませるのが保管場所の確保と作品の情報管理だろう。これを解決するサービスが、寺田倉庫が個人のアートコレクターやアートファンに向けて提供している作品管理・保管サービス「TERRADA ART STORAGE ONLINE」だ。
「TERRADA ART STORAGE ONLINE」は作品登録と管理ができる無料のコレクション管理サービスと、1作品単位で保管利用できる有料のサービスで構成。所有している美術品を1点ずつ撮影することで作品をマイページに登録でき、いつでもコレクションを一覧で確認できるうえ、保管品の取り出しや閲覧だけでなく作品データベースとしても活用できる。
こうした利便性を理由に、ユーザーからは「寺田倉庫の美術品保管庫だけでなく、自宅や会社にも美術作品があるので、TERRADA ART STORAGE ONLINEでコレクションを一元管理できるとこがとても良い」「登録したものを『作品一覧』画面から、そのまま選択して預け入れ、保管できる機能が便利」などの声が上がっている。
アートをコレクションする人々が増加傾向にあるなか、12月1日からはこの「TERRADA ART STORAGE ONLINE」で彫刻や陶芸作品をはじめとする⽴体作品の保管も可能となった。立体作品は平面作品に比較して多くの保管場所を必要とするため、自宅保管にはややハードルが高い。しかしTERRADA ART STORAGE ONLINEを利用すれば、1点あたり月額550円(税込)からというリーズナブルな価格で作品を安全に保管できる。これは嬉しいポイントだ。
保管料は作品サイズによって4段階で設定されており、SS(550円)〜Lサイズ(1万3200円)まで幅広い。また、オプションで閲覧室利用(1時間、2200円)や閲覧時作業サポート(1名・1時間、4400円)などのサービスを受けることもできる。
なおこのサービス提供開始に伴い、1点あたりの平面作品保管料が「月額550 円(税込)〜」から「月額440円(税込)〜」に値下げ。これまで以上に作品保管が手軽に利用できるようになった。
加えて、美術品の売却サポートや査定・鑑定を⾏うオプションサービス「売却・査定・鑑定オーダー」もスタート。TERRADA ART STORAGE ONLINEに預け⼊れている美術品に限らず、⾃宅や他の美術品倉庫以外に保管している美術品も対象となるため、セカンダリー・マーケット(2次市場)の活性化にもつながることが期待される。
保管から輸送・修復・売却など、美術品に関するサービスをワンストップで提供するTERRADA ART STORAGE ONLINE。12月1日〜2022年1月31日までは保管料3ヶ月無料キャンペーンも実施中。コレクターであれば、一度はチェックしておきたいサービスだ。