ボッテガ・ヴェネタが、文化施設「La Cuadra(ラ・クアドラ)」とのパートナーシップのもと、新たな年次国際建築賞「The New Architecture Prize(ニュー・アーキテクチャー・プライズ)」を創設する。
ルイス・バラガンに着想
本賞は、メキシコ人建築家として唯一プリツカー賞を受賞したルイス・バラガンに着想を得たもの。既成概念に挑み、建築という領域の可能性を広げながら、人々の暮らしをかたちづくる人物を称えることを目的としている。ボッテガ・ヴェネタがこれまで続けてきた建築、アート、デザインとの関わり、そして創造的な思考が新たな可能性を切り拓くという考えを反映した取り組みだ。
その舞台となるのが、メキシコ州にある「La Cuadra」だ。ここは1960年代後半にバラガンが設計した元自邸兼スタジオで、20世紀メキシコ建築を代表する作品のひとつとされる。現在はロメロ財団のもと、建築やランドスケープ、アート、馬術文化にまたがるバラガンの功績を伝える文化施設として運営されている。

第1回授賞式は10月9日に同地で開催。式典は招待制だが、ライブ配信も予定されている。
今回の賞の創設は、ボッテガ・ヴェネタとLa Cuadraによる複数年にわたるコラボレーションの第一歩でもある。両者は「The New Architecture Prize」を国際的な建築界における恒例のアワードとして定着させるとともに、メキシコにおける継続的な文化交流の拠点をつくることを目指す。
また、新たにオープンするボッテガ・ヴェネタのメキシコシティの店舗でも、今後関連するアクティベーションを予定。ファッションブランドとバラガンの建築的遺産を結ぶこの協働が、建築をめぐるどのような対話へと発展していくのか注目される。






















