代官山に新スペース「Lurf MUSEUM」が誕生。オープニングは長場雄の個展

東京・代官山駅徒歩3分の場所に、新しいオルタナティヴ・スペース「Lurf MUSEUM(ルーフ ミュージアム)」が6月10日にオープンする。オープニングを記念し、アーティスト・長場雄の個展「Pink Nude」が開催される。会期は7月24日まで。

「Lurf MUSEUM」内観

 6月10日、東京・代官山に新たなオルタナティヴ・スペース「Lurf MUSEUM(ルーフ ミュージアム)」がオープン。オープニング記念展としては、アーティスト・長場雄の個展「Pink Nude」が開催される。

 長場は1976年東京生まれ。東京の美術大学を卒業後、アパレル会社でTシャツのグラフィックを手がけ、その後フリーに転向し、作家活動を本格的にスタート。90年代のアメリカカルチャーからの影響を色濃く受けた、白黒のラインのみで構成される作品は、雑誌『POPEYE』の表紙に起用されるなど、大きな注目を集めている。

 今回の新しいスペースは、天井高4メートルで70坪の面積を持ち、アーティストによる柔軟で自由な表現や実験的な試みが展開できる。また、1930年代のデンマークビンテージ家具で揃えられたカフェスペースでは、ハンドドリップのコーヒーを提供することで、アートを鑑賞しながらゆっくりとした時間を過ごすこともできるという。

「Lurf MUSEUM」内観
「Lurf MUSEUM」内観

 本個展「Pink Nude」は、新たに刊行される作品集『Express More with Less』にあわせて企画され、作品集に掲載されている作品を中心に展示するもの。作家にとって初めてのオイルペインティングによる新作の発表に加え、同作品集や、Tシャツ、トートバッグ、ハットなど本展にあわせてつくわれたオリジナルグッズも発売される。

オリジナルグッズ

編集部

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