多くのギャラリーが入居する「TERRADA ART COMPLEXⅡ」や、コレクターズミュージアム「WHAT」、アートカフェ「WHAT CAFE」など、多くのアート関連施設のオープンが相次ぐ東京・天王洲。この天王洲が、12月10日に「天王洲プロジェクションマッピング活用地区」に指定された。
天王洲地域の活性化を目的とした一般社団法人天王洲・キャナルサイド活性化協会は、地域活性化を目指し、プロジェクションマッピングによる水辺空間の利活用やアートによる地域活性化活動に取り組んできた。
今回天王洲は、東京都が定める、地域の特性に応じてプロジェクションマッピングの活用地区を指定する「プロジェクションマッピング活用地区の指定基準等」の指定を受けたかたちとなる。
これまで、天王洲地区でプロジェクションマッピングを実施するには、地域イベントとしての一時的な活用、または投影面積を100平米以内におさえる制限があった。今回、活用地区に指定されたことで、特定の壁面において、地域イベントという枠にとらわれず、現在の投影面積の上限である100平米を超えた範囲でのマッピングが可能となる。
天王洲・キャナルサイド活性化協会は、天王洲地区を新たなアート表現創出の場とすることで、地域活性化を推進しているとしている。