2020.6.23

天王洲を舞台とした新たなアートフェアが開催。世界各国のアートに出会うサテライトイベントも

アート東京が東京・天王洲を舞台に、アートフェア「artTNZ produced by AFT with APCA」を開催する。会期は9月17日〜9月21日。また、同時期に世界各国のアートを巡るサテライトイベント「World Art Tokyo ~SatelliteS~」も都内各所で開催する。

artTNZの舞台となるTERRADA ART COMPLEXIIのパース
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 一般社団法人アート東京(以下、アート東京)が、東京・天王洲を舞台にアートフェア「artTNZ produced by AFT with APCA」(以下、artTNZ)を開催する。会期は9月17日〜9月21日。

 新型コロナウイルスにより、今年3月に開催予定だった「アートフェア東京」が中止となった。同フェアを主催するアート東京は、新たなアートフェアを開催し、この数ヶ月間で失われた「アートと直接対峙出来る場」の創出に努めるという。

 artTNZの会場となるのは、現在8ギャラリーが入居している「TERRADA ART COMPLEX」に隣接するかたちで9月にオープンする「TERRADA ART COMPLEXII」。国内外で活躍する信頼と実績のある日本のギャラリーが集結し、作品を鑑賞・購入することができる。

artTNZの舞台となるTERRADA ART COMPLEXIIのパース

 また、アート東京は世界各国のアートを巡るサテライトイベント「World Art Tokyo ~SatelliteS~」を、artTNZと同時期に都内各所で開催する。天王洲のみならず、ハレザ池袋パークプラザや上野の国立科学博物館といった東京の街中で実施され、イタリア、メキシコなど世界10ヶ国以上から、日本に関わりの深い海外アーティストが参加。こちらは作品の売買は行わない展示のみの国際展となる。

「World Art Tokyo ~SatelliteS~」に参加予定のアーグネス・フスの作品《止め石/TOMEISHI》(2019)
「World Art Tokyo ~SatelliteS~」に参加予定のユキエ・ホリの作品《A garden to Hélio Oiticica》(2016)