岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)が今年24回目の開催を迎える。
同賞は、1996年の岡本太郎没後に「岡本太郎記念現代芸術大賞」(2006年に「岡本太郎現代芸術賞」に改称)として創設されたもので、これまで小沢剛や山口晃、風間サチコ、梅津庸一、キュンチョメ、サエボーグといった数々のアーティストたちを発掘してきた。
作品は毎年公募され、そのなかから入選並びに入賞作品は、川崎市岡本太郎美術館で行われる「岡本太郎現代芸術賞展」で展示される。
今回の募集期間は7月15日から9月15日まで。応募資格は「作品を自ら創作し、その著作権を有する個人または団体」で国籍や年齢、プロフェッショナル・アマチュアは不問。表現技法も自由だ。
岡本太郎賞(1名)には200万円が、岡本敏子賞(1名)には100万円が授与されるとともに、岡本太郎記念館での作品展示の機会も与えられる。また特別賞(若干名)には総額50万円を授与する。
応募の詳細は岡本太郎美術館のウェブサイトを確認してほしい。