スマートフォンさえあれば誰もが自宅でKAWSの作品を楽しめる──そんなARサービスが「KAWS EXPANDED HOLIDAY」だ。
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「KAWS EXPANDED HOLIDAY」は、バーチャル空間でアートを楽しむプラットフォームを制作するAcute ArtとKAWSがタッグを組んだプロジェクト。KAWSのアイコンでもある「コンパニオン」を、世界12ヶ所のランドマークにヴァーチャル・パブリック・アートとして展示するものとしてスタートした。
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ユーザーはアップストアかグーグル プレイから無料アプリをダウンロードすることで作品を楽しめる。当初、無料版では3月12日から26日までの期間限定で、指定された12ヶ所でバーチャルに楽しめるというものだったが、現在は5種類もの作品をARで鑑賞することが可能となっている。
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Acute Artは、 これまでもマリーナ・アブラモヴィッチや オラファー・エリアソン、ジェフ・クーンズといったアーティストたちとプロジェクトを行っており、同社最高経営責任者のジェイコブ・デ・ギアは「KAWSは、 比類のない世界的なファン層を持つアーティストであり、 Acute Artアプリの立ち上げに最適なパートナー」だと評価する。
またKAWSは本プロジェクトについて、次のようにコメントしている。
「ARでアートが達成できることと、 オーディエンスが経験できることのクオリティの高さを知ったとき、ARの持つポジティブな側面に惹かれました。私はこれまでもオブジェクトを作成し、それを公共スペースで展示してきました。 今回のプロジェクトでは、いままでやってきたことを全くの新しい分野で拡大していくことができます。場所と規模の可能性は無限であり、この新しいメディアでの展開を楽しみにしています」。