「晴れたら市原、行こう。」をコンセプトに、2014年にスタートした里山が舞台の芸術祭「いちはらアート×ミックス」が、来年3回目の開催を迎える。会期は2020年3月20日〜5月17日。
総合ディレクターを務めるのは初回以来、2度めのディレクションとなる北川フラム。「房総の里山から世界を覗く」をテーマに、小湊鉄道沿線を舞台に展開される。
会場は、小湊鉄道の操車場がある千葉・市原市の五井駅を起点に、牛久、平三、高滝、里見、月崎、月出、白鳥、そして養老渓谷。100年の歴史を持つ小湊鉄道沿線をめぐりながら、各地の作品を見ることができるのが今回の大きな特徴だ。
また、今回のいちはらアート×ミックスでは、「駅舎プロジェクト」として西野達が上総久保駅を「ホテル」作品に変えるほか、複数の駅が作品の舞台となる。
東京からおよそ1時間。菜の花が咲き誇る里山風景のなかでゆったりと美術を楽しみたい。