無印良品の世界旗艦店として4月4日にオープンする無印良品 銀座店。その6階に「ATELIER MUJI GINZA」が誕生する。
同スペースでは、MUJI HOTELフロントと同じフロアにあり、ものづくりやデザインにまつわる様々なテーマの展覧会やイベントを開催する2つの「Gallery」をはじめ、コーヒーやお酒を飲みながら人が語らい集う「Salon」、デザイン・アート関連の書籍を揃えた「Library」、 イベントやワークショップを開催する「Lounge」などが展開される。
この「Gallery」のこけら落としとして開催されるのが、「栗の木プロジェクト」の名のもとに、デザインの可能性を探る2つの展覧会だ。
「栗の木プロジェクト」とは、イタリアのデザインの巨匠であるエンツォ・マーリによる「栗の木」の話をベースにしたプロジェクト。消費社会に飲み込まれるデザインではなく、本来のデザインを考えることを次世代へ継承していくというもの。
Gallery 1の「『変える。 エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト”』展―永井敬二コレクションより―“栗の木プロジェクト” を植える。」では、インテリアデザイナー・永井敬二が50年にわたり世界中から収集した戦後モダンデザインを主体とする膨大なコレクションの一部を展示。持続可能なデザインとは何かを探る。
またGallery 2では「言葉からはじまるデザイン 栗の木プロジェクト」展を開催。「デザインとは何か?」という問いとともに、デザインの可能性を拡張する「栗の木プロジェクト」の始まりを言葉で探るものになるという。