「民藝」ではなく「民具」。無印良品が21_21 DESIGN SIGHTで「民具 MINGU展」を開催
無印良品を企画・開発する良品計画は、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「民藝 MINGEI –Another Kind of Art展」に合わせ、同館内のギャラリー3で「民具 MINGU展」を開催する。会期は2018年12月14日~2019年1月14日。
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現在、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTでは、日本民藝館館長・深澤直人のディレクションのもと、同館のコレクションを中心に新旧様々な民藝品約100点をピックアップして紹介する展覧会「民藝 MINGEI -Another Kind of Art」が開催されている。
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これに合わせ、21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で始まるのが、「民具」をキーワードにした展覧会「民具 MINGU展」だ。
「民具」とは、財界人であり民俗学者でもあった渋沢敬三(1896〜1963)によって昭和初期につくられた言葉。長い時間を経て庶民の日常を支えた生活道具、必要に駆られ知恵と工夫がそのままかたちになった道具を指す。
良品計画が開催する本展は、使い手としての生活者の立場に立ち、商品のあるべき原点をいま一度見直そうと生まれた無印良品が、現代の民具になり得ているのか問うもの。民具と無印良品のプロダクト双方の展示を通して、現代における民具とは何かを考える場を目指す。