今年で開校5年目を迎える「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」。同校は、美術教育や制作経験の有無にかかわらず、「アーティストとしての総合力」を身につけたいと望むすべての人に開かれたアート・スクールだ。
現在同校は、3月11日まで第5期の受講者を募集中。今年4月から2020年3月までの12ヶ月間、「展示指導」を軸に、現代美術の現場を見学する「ツアー」、実践となる「展覧会」「講評会」といった授業スケジュールが展開される。
講師陣には、主任講師の黒瀬陽平のほか、美術家の堀浩哉や美術批評家の椹木野衣、メディア・アーティストの八谷和彦など、各分野で活躍する面々が揃う。
前期に、美術展やそのキュレーションに関する知識を徹底的に身につけ、後期には、生徒全員が五反田アトリエで4回のグループ展を開催。1年の最後には、その4回の展覧会を通してもっとも力を発揮した5名が選ばれ、最終選抜展が行われる。