香港に新しいギャラリーが参入。レビー・ゴルビー・ギャラリーが香港中心部に支店をオープン

美術商のドミニク・レビーとクリスティーズ戦後・現代美術部門元チェアマンのブレット・ゴルビーが設立したレビー・ゴルビー・ギャラリー。その新しい支店が、2019年3月に香港・中環(セントラル)でオープンする。

レビー・ゴルビー・ギャラリーの外観イメージ Courtesy HS2 Architecture and Bill Katz Studios

 ロンドンとニューヨークを拠点に展開しているレビー・ゴルビー・ギャラリーが、2019年3月アート・バーゼル香港の時期に香港・中環(セントラル)で新しい支店をオープンすることを発表した。

 ニューヨークを拠点に活動している美術商、ドミニク・レビーとクリスティーズ戦後・現代美術部門の元チェアマン、ブレット・ゴルビーによって設立されたレビー・ゴルビー・ギャラリーは、西洋の近現代美術領域に焦点を当てながら、前川強やザオ・ウーキー、チョン・サンファなどアジア人アーティストの紹介にも注力している。

 今回新たにオープンする香港のスペースは、建築家ビル・カッツが設計を手掛けた。天井高が3.5メートルの空間は、プライベートビュールームや図書館、アドバイザリーサービスセンター、オフィス、展示スペースによって構成。

 ゴルビーは、「香港には、絶えず拡大する市場と非常に洗練されたコレクターがいます。香港でギャラリーをオープンさせることで、彼らとの関係性を強化し、あらゆるコレクターに最適化したサービスが提供できるようになります」とコメント。香港のアートマーケット活性化に一役買う存在となるだろう。

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