世界が注目する大型プロジェクト・M+香港を知る。特別公開講義「M+香港:視覚文化が美術館と出会うとき」が藝大で開催
2020年に開館が予定されているM+香港は、現在もっとも注目されている大型プロジェクト。このプロジェクトについて、M+香港の主任キュレーターであるポーリン・J・ヤオによる特別公開講義「M+香港:視覚文化が美術館と出会うとき」が、11月24日に東京藝術大学で開催される。
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東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科が主催し、M+香港ヴィジュアル・アート部門の主任キュレーターであるポーリン・J・ヤオが登壇する特別公開講義「M+香港:視覚文化が美術館と出会うとき」が、11月24日に東京藝術大学上野キャンパスで開催される。
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2020年に開館が予定されているM+香港は、現在もっとも注目を集めている大型プロジェクト。香港の西九龍文化区にヘルツォーク&ド・ムーロンが設計し、6万平米以上の延床面積を持つ巨大美術館をつくるこのプロジェクトは、1950年以降の美術をはじめ、建築やデザイン、映画、大衆文化など広範囲な視覚文化を扱うことを特徴としている。また、香港や中国本土、アジア周辺地域の文化に焦点をあてるプログラムを標榜している点も注目すべき点だ。
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ゲスト講師のポーリン・J・ヤオは、アメリカのサンフランシスコ・アジア美術館をはじめ、数々の美術館でコレクション形成のキュレーターを歴任し、北京で実験的なオルタナティブ・アート・スペース「アロー・ファクトリー」の運営を経験したのちにM+の準備に参加。現在はM+香港ヴィジュアル・アート部門の主任キュレーターを務めている。
アジアでありながら、同時にグローバルであることを、どのように美術館のプログラムやコレクション形成において実践していくのか。この新しい美術館が考えていることをじっくり聞ける機会になるだろう。