もうすぐ閉幕
「SHIBUYA PARCO ART DAYS」(渋谷PARCO)
渋谷PARCOを舞台に開催中のアートイベント「SHIBUYA PARCO ART DAYS」が11月8日に閉幕する。

同イベントでは「RESONANCE 呼応」をテーマに、アート、音楽、映像、パフォーマンスなど、多様な表現が渋谷PARCOに集結。なかでも10階のイベントスペース「PBOX STND」では、アーティスト・尹苑(イン・エン)の新作パフォーマンス《うまくいく》(2026)や、Soundwalk Collectiveによるジャン=リュック・ゴダール(1930〜2022)の個人アーカイブを題材とした映像作品《What We Leave Behind / Jean-Luc Godard Archives》の上映、アーティストデュオ・MESがキュレーションするアートナイトなどが実施されている。
なお、MESによる個展「レイ/RE-I」は同施設4階のPARCO MUSEUM TOKYOにて、11月16日まで開催されている。
会期:2026年11月4日〜11月8日
会場:渋谷PARCO
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
実施時間:企画により異なる
料金:企画により異なる
今週開幕
「皇居三の丸尚蔵館グランドオープン記念特別展 皇室の至宝—美いづるところ」(皇居三の丸尚蔵館)
東京・日本橋の皇居三の丸尚蔵館で、同館のグランドオープンを記念した特別展「皇室の至宝—美いづるところ」が11月3日に開幕した。会期は27年1月24日までで、前期、中期、後期の3期で展示替えを行う。会場レポートはこちら。

本展は皇室が受け継いできた日本美術の至宝190件を3期にわたり紹介するとともに、正倉院宝物を皇居内で初めて一般公開するほか、明治時代に皇室所有となった法隆寺献納宝物が一堂に会する展覧会となっている。
会場は「日本美術の精華」「正倉院宝物──古代の輝き」「明治──帝室技芸員の誕生」の3部構成。なお、この構成は前期だけのもので「正倉院宝物」は「聖徳太子と法隆寺献納宝物」(中期)と「ボンボニエール──皇室の御慶事を彩る小箱」(後期)に入れ替わる。また「明治──帝室技芸員の誕生」も「大正──モダンと古典の融合」(中期)と「昭和──100年の軌跡」(後期)に展示替えが行われる。
会期:2026年11月3日~2027年1月24日(前期11月3日~23日、中期11月26日~12月20日、後期12月23日~1月24日)
会場:皇居三の丸尚蔵館
住所:東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内
電話:050-5541-8600(ハローダイヤル、9:00~20:00)
開館時間:9:30~17:00(金土〜20:00)※入館は閉館30分前まで
休館日:月(ただし11月23日、2027年1月11日は開館)、11月24日、25日、12月22日、28日~31日、2027年1月1日~3日、12日
観覧料:一般 2500円 / 大学・高校生、小中学生および満23歳未満 無料
「ボディ、大丈夫です Body, I’m Fine」(せんだいメディアテーク)
宮城県仙台市のせんだいメディアテークで、津野青嵐(1990〜)と二藤建人(1986〜)の展覧会「ボディ、大丈夫です Body, I’m Fine」が開催されている。会期は1月11日まで。

津野は、衣服づくりや身体経験をめぐる実践、執筆など分野を横断しながら、自身の身体との付き合い方を探求してきた。看護師でもあり、ケアを介した他者の存在や、ケアする側とされる側の一方向ではない関係を描写している。二藤は、彫刻制作を起点に多様なメディアを用いて表現を続けてきた。重さを受け止めて支え合い、自他の関係性を身体で感じ取ることに関心を寄せ、近作では子育てのなかで生まれる戸惑いや、親という役割によって変化する自身と家族の関係性を問うている。
本展では、身体を通じて他者との関係を構築しようと模索する両作家を紹介する。「大丈夫です」という言葉が他者との摩擦を減らし、なめらかな関係性を維持するいっぽうで、相手の領域へ踏み込むことや自らの内面を開示することを避ける役割も果たすことに着目。AIの進化に象徴されるように、自らの身体を取り巻く事柄との折り合いを外部に委ねようとする社会のなかで、身体を介した他者との関わりを考える。
会期:2026年11月3日〜2027年1月11日
会場:せんだいメディアテーク
住所:宮城県仙台市青葉区春日町2-1
電話番号:022-713-3171
開館時間:11:00〜20:00 ※入場は閉館30分前まで
休館日:11月26日、12月29日〜1月3日
料金:一般 500円 / 高校生以下 無料
「今はいつのことか―小村雪岱と玉山拓郎」(資生堂ギャラリー)
東京・銀座の資生堂ギャラリーで、「今はいつのことか―小村雪岱と玉山拓郎」展が開催されている。会期は2027年2月28日まで。

本展は、大正から昭和初期にかけて活躍した美術家・小村雪岱(1887〜1940)と、光や映像、音、立体を組み合わせたインスタレーションで知られる玉山拓郎(1990〜)という、約100年の時を隔てた2人の表現を結びつける展覧会だ。
会場では、玉山が雪岱の作品や思想、そして雪岱が生きた時代の銀座から着想を得た新作インスタレーションを発表しているほか、雪岱が資生堂在職時に手がけた3つの作品も展示。また、雪岱が活躍した当時の銀座の映像や資料を紹介し、資生堂意匠部や、泉鏡花を囲んで文学者や美術家らが集った「九九九会」など、雪岱と銀座をめぐる記憶にも光を当てる。
会期:2026年11月3日〜2027年2月28日
会場:資生堂ギャラリー
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
開館時間:11:00〜19:00(日祝〜18:00)
休館日:月(祝日の場合も休館)、12月21日〜2027年1月11日
料金:無料
「マツモト建築芸術祭2026 ADVANCE(第2期)」(長野県松本市)
長野県松本市を舞台とする「マツモト建築芸術祭2026 ADVANCE」の第2期が開幕した。会期は12月13日まで。会場レポートはこちら。

2022年に始まったマツモト建築芸術祭は、松本市内に点在する歴史的建造物や近代建築を展示会場として活用することで保存し、アートと建築の関係性を探ってきた芸術祭。国宝・松本城や旧開智学校をはじめ、大正・昭和期の建築が数多く残る松本の豊かな建築資源を生かし、街を歩くこと自体を芸術体験へと接続してきた。
第4回となる今年は会場エリアを拡大。「東アジア文化都市2026松本」のメインプログラムのひとつとして、2期構成で開催されている。第2期では、芸術祭の原点ともいえる「まちなか周遊型」に回帰。18施設・19会場を舞台に、18組のアーティストによる展示が展開されている。
会期:2026年11月3日〜12月13日
会場:松本市内19会場(18施設)
料金:一般 3000円 / 高校生 2000円 / 中学生以下 無料 ※開場時間・休館日は会場により異なる。松本本箱は事前予約制(無料)
「アートウィーク東京2026」(東京都内)
東京の現代美術の創造性と多様性を国内外に発信する年に一度の祭典「アートウィーク東京(AWT)」が開催中。会期は11月8日まで。各会場を6つのバスルートで巡る展覧会ガイドはこちら。

4回目の開催を迎える今年は、過去最多となる55の美術館やギャラリーが参加。ポーラ ミュージアム アネックス、セイソン&ベネティエール、パーセル、思文閣銀座の4館が新たに加わる。都内に点在する各会場は、乗り降り自由な無料のシャトルバス「AWT BUS」によって結ばれ、来場者は東京の現代アートの「いま」を回遊しながら体感することができる。
会期:2026年11⽉4⽇〜8⽇
会場:都内の参加美術館・ギャラリー、AWT FOCUS、AWT BARほか各プログラム会場
開館時間:10:00〜18:00
料金:会場により異なる
「Art Collaboration Kyoto[ACK]」(国立京都国際会館 ほか)
京都を舞台に開催される現代アートフェア「Art Collaboration Kyoto(以下、ACK)2026」が今年も開催される。会期は11月7日〜9日。2021年の初開催以来掲げてきた「コラボレーション」の理念のもと、18の国・地域(24都市)から総勢63ギャラリーが京都に集結する。

今年は、ホストギャラリー(国内25ギャラリー)、ゲストギャラリー(海外27ギャラリー)の合計52ギャラリーが出展。ANOMALY(東京)とRoland Ross(マーゲート)、CON_(東京)とSEASON 4 EPISODE 6(ロンドン)、NANZUKA UNDERGROUND(東京)とジェフリー・ダイチ(ニューヨーク)、Nonaka-Hill(京都)とModern Art (ロンドン)・INGLEBY(エジンバラ)、タカ・イシイギャラリー(東京)とCarlos/Ishikawa(ロンドン)、TARO NASU(東京)とHauser & Wirth(チューリッヒ)といった、多様な組み合わせが実現。国際的なネットワークを反映した展示が展開される。
会期:2026年11月7日〜11月9日 ※ 11月6日は報道関係者と招待者のみ
会場:国立京都国際会館 ほか
住所:京都府京都市左京区宝ヶ池 ほか
開館時間:会場により異なる
料金:[オンラインのみ]一般前売(11月6日まで) 3000円 / 一般当日 3500円 / 3日間通し券(11月8日まで) 6000円 / 大学生・高校生 1000円 / 中学生以下 無料、[オリジナルバッグ付(数量限定)]前売券(11月6日まで) 5500円 ほか
「現代美術家 土佐尚子展『生成されるものたち』―アート&テクノロジーの現在地―」(京都市京セラ美術館)
京都市京セラ美術館本館「光の広間」で、現代美術家・土佐尚子の個展「生成されるものたち」が開催される。会期は11月7日〜22日。

土佐は京都大学防災研究所特定教授であり、京都とニューヨークを拠点に活動している。1986年、MoMA「NEW VIDEO JAPAN」で国際デビュー。東京大学で工学博士号を取得後、MITアーティスト・フェローを経て、2005年より京都大学で教育研究に従事。文化の型を現代のテクノロジーを使って表現する「カルチュラル・コンピューティング」を提唱し、音・振動・流体・重力が生む自然の造形を探究。作品はMoMA、富山県美術館、建仁寺などに収蔵されている。
今日、「生成」をめぐる議論は生成AIを中心に展開されるいっぽうで、土佐は1980年代から一貫して、感情、身体、音、自然現象、人工生命、カルチュラル・コンピューティングを横断しながら、「像」がいかに生み出されるのかという問いに取り組んできた。本展は、土佐が約40年にわたり探究してきた「生成」の軌跡を一望する展覧会となる。
会期:2026年11月7日〜22日
会場:京都市京セラ美術館 光の広間
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
開館時間:10:00〜18:00
休館日:月
料金:無料





























