アート、デザイン、クラフトを横断する新たな国際イベント「Kyōto YouMe Triennale」が京都で10月に開催【2/2ページ】

血液を用いたインスタレーションやアフガニスタンの写真展示も

 イギリスのグラフィックデザイナー/アーティスト、ハリー・ピアースは、インスタレーション作品《It's All Our Blood》を展開する。ピアースのステートメントは次のとおり。

「血は、私たちすべてにとって欠かせないものです。このインスタレーションは、私自身の血によってつくられています。人間に共通するこの生命の力を用いることで、一人になされたことは私たち全員になされたことなのだと、あらためて思い起こしたいと考えました。私たちは皆、無限につながり合っているのです。」

ハリー・ピアース
ハリー・ピアース《It's All Our Blood》

 芸術の力を活用してアフガニスタンの文化遺産保護に資金を提供するプロジェクト「Project Blue」は、写真家サイモン・バクストンの展示を重信会館で実施する。アフガニスタンがウルトラマリンの原料であるラピスラズリの最初の採掘地であることに着目し、バクストンはProject Blueとともにバダフシャーン州の高山にある人里離れたラピスラズリ鉱山サール・エ・サンを訪問。本展では、アフガニスタンとそこに暮らす人々の姿を捉えた作品群を展示する。

 さらに同イベントでは、京都のものづくりの現場をその自然的背景とともに体験するジャーニー型プログラム「YouMe Journey」も実施予定。日本文化を新しい視点から体感する機会が提供されるという。

 なお、同イベントの参加作家などに関する追加情報については続報を待ちたい。