「もの派」の代表的作家・菅木志雄。2つの展覧会とシンポジウムが多摩美術大学で開催【2/2ページ】

 またアートテーク2階のアートアーカイヴセンターギャラリーでは、「菅木志雄 1970年代を中心に」を開催。AAC所蔵アーカイヴ(東京画廊+BTAP所蔵資料 菅木志雄デジタルアーカイヴ、菅木志雄撮影 35ミリスライドデジタルアーカイヴ、山岸信郎コレクションなど)よりセレクトし、1970年代の貴重な資料を中心に展示する。

 加えて、展覧会会期中の11月15日には、レクチャーAホールにて、第8回多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウム「菅木志雄 これまでとこれから」を開催。菅による講演および本学在学生・教員との座談会、AAC所蔵資料の紹介などが予定されており、久しぶりに同大を訪れる菅が、作家としての「これまでとこれから」を語る貴重な機会となる。登壇者は、菅木志雄、光田由里、柏木弘、寺井弘典、吉澤美香ほか。

編集部