「だれもが文化でつながるオータムセッション2025」のプログラムが公開。AKI INOMATA、中﨑透らによる作品展示も

東京都とアーツカウンシル東京が取り組む「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」の一環として、だれもが文化でつながるオータムセッション2025「居場所とわたし」が自由学園明日館で開催される。会期は10月20日〜23日。

 東京都とアーツカウンシル東京が取り組む「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」の一環として、だれもが文化でつながるオータムセッション2025「居場所とわたし」が東京・西池袋にある自由学園明日館(重要文化財)で開催される。

 2022年より実施されてきた「だれもが文化でつながる会議」は今年で4年目となる。昨年開催された国際会議「文化と居場所」の議論を引き継ぎ、居場所の在り方やつくり方について意見を交わす機会を創出。主な対象を行政、文化施設や団体、医療福祉や教育現場などの実務者とし、参加者がそれぞれの現場で芸術文化の担い手として実践できることを知り、考えることを促すものとなっている。

 4日間のプログラムは、多様な実践例をめぐる議論から気づきを得る「セッション」、事業運営の場で生かせるアクセシビリティや手法を学ぶ「セミナー」、東京都の取り組みや先進的なデバイスなどを紹介し、アート作品を通して各テーマについて考える「展示・ワークショップ」、参加者と登壇者が交流し、ネットワークを醸成する「ネットワーキング」の4つのセクションから構成。とくに「展示・ワークショップ」では、アクセシビリティを体感しながら学べるワークショップをはじめ、AKI INOMATA、小山田徹、中﨑透、宮永愛子のアーティスト4名が今回のテーマとなる「居場所とわたし」から想起したアート作品を展示するという。

 より詳細なプログラムの内容や来場の事前登録については、公式ウェブサイトを参照してほしい。