東京都が、東京・日比谷公園でアートイベント「Playground Becomes Dark Slowly」を開催する。会期は4月27日〜5月12日。
本イベントは、キュレーターを山峰潤也が務め、「公園という都市の隙間の中で変化していく日の光を感じながら、自然への想像力を駆り立てること」をコンセプトに大巻伸嗣、永山祐子、細井美裕の3名のアーティストによるアート体験を提供するもの。
日中は第一花壇の上にハンモックを展開した永山祐子による《はなのハンモック》を中心としたプレイグラウンドが登場。また、夜は周囲に向けて光を放つ大巻伸嗣の《Gravity and Grace》が草地広場で展開され、さらに細井美裕がサウンドスケープの視点から日比谷公園の音を収集し再構築した《余白史》を園内各所で実施する。
加えて、来場者が参加型で楽しめる永山によるワークショップ「はなの灯籠」も開催。光の粒を携えた花一輪を来場者の手で水辺に浮かべることができる。
さらにイベント会期中の土・日・祝には、キッチンカーを出店し、軽飲食の販売を実施。アートを鑑賞しながら食を楽しむことも可能となっている。