都立美術館などを運営する公益財団法人東京都歴史文化財団は、18歳以下の若年層(2005年4月2日以降生まれ)を対象に、文化に親しんでもらうための取り組みとして「Welcome Youth(ウェルカムユース)」事業を実施。都立施設の展覧会を期間限定で無料公開する。
昨年に引き続き実施される本事業の期間は3月1日~4月7日。対象となるのは、東京都庭園美術館、江戸東京たてもの園、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京都美術館の5施設、計12の展覧会だ。
例えば東京都美術館では、「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」が対象になる(同展は全会期通じて高校生以下無料)。また東京都庭園美術館では「開館40周年記念 旧朝香宮邸を読み解く A to Z」が、東京都現代美術館では現代美術家・豊嶋康子の大規模個展「発生法──天地左右の裏表」やで「MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ」が無料となる。
なお期間中は、5つの博物館・美術館を巡りながら、まるで物語の世界に入ったような体験が楽しめるSound ARコンテンツ「はるのひかり」を提供。Sound ARサービス「Locatone(TM)(ロケトーン)」を活用した、現実世界に仮想世界の音が混ざり合う新感覚の音響体験も楽しんでほしい。