印刷博物館 P&Pギャラリーで「世界のブックデザイン2022-23」展が開催中。約150点の美しい本が一堂に

印刷博物館 P&Pギャラリーで「世界のブックデザイン2022-23」展が3月3日まで開催中だ。

世界で最も美しい本2023 栄誉賞&BBDK 韓国のベスト・ブックデザイン2022 受賞 サミュエル・ベケット『サミュエル・ベケット選集』 発行=Workroom Press, Seoul  デザイン=Kim Hyungjin

 東京都文京区にある印刷博物館 P&Pギャラリーで「世界のブックデザイン2022-23」展が3月3日まで開催中だ。

 本展は、2023年4月にドイツ・ライプツィヒブックフェアで発表された「世界で最も美しい本2023コンクール」で選ばれた受賞図書とともに、日本の「第56回造本装幀コンクール」をはじめ、ドイツ、オランダ、スイス、カナダ、中国そして韓国で開催された各国コンクールの受賞図書を約150点展示。そのうち、20年に始まった韓国のブックデザインコンクールは、本展で初めて展示される。

 会場では、これらの本をすべて手にとって、世界のブックデザインの潮流を実感することも可能となっている。

世界で最も美しい本2023銅賞&オランダの最も素晴らしい本2022受賞
編集=Kirsten Marie Raahauge, Deane Simpson, Martin Søberg, Katrine Lotz 発行=Architecture of Dismantling and Restructuring Lars Müller Publishers, Zurich デザイン=SJG
中国の最も美しい本2022 受賞 文爱艺『芥子園画伝全集』
発行=重庆大学出版社 デザイン=雅昌设计中心·田之友、郭茜倩
第56回造本装幀コンクール 文部科学大臣賞 大竹民子 『海の庭』
発行=国書刊行会 デザイン=泉屋宏樹
ドイツの最も美しい本2023受賞 Thomas Köck, Sivan Ben Yishai 他 eure paläste sind leer (all we ever wanted) 他 
発行=Suhrkamp Verlag, Berlin デザイン=Hanzer Liccini (studio hanli)

編集部

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