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2023.7.28

猛暑の日でも気楽に行ける。都内の駅チカ美術館をピックアップ

猛暑の日でも気楽に行ける、都内の駅チカ美術館をピックアップしてお届けする。※水分や塩分補給による熱中症対策をしっかりと行ったうえでお出かけください(本稿は随時内容をアップデートしています)。

「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」の展示風景より、オラファー・エリアソン《黄色vs紫》(2003)
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駅直結の美術館

 まずは屋外を通ることなく行ける、駅直結の美術館をピックアップ。JR東京駅丸の内駅舎内にある東京ステーションギャラリーでは、京都国立近代美術館をはじめ国内外に所蔵される甲斐荘楠音(1894〜1978)の代表的な作品群が一堂に会す「甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を越境する個性」展(〜8月27日)が開催されており、過去最大のスケールで甲斐荘の全貌を振り返る展示だ。

 千代田線・乃木坂駅の6出口に直結している国立新美術館では、中国出身の国際的アーティスト・蔡國強の大規模な個展「蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」(〜8月21日)や、テート美術館のコレクションより「光」をテーマに作品を厳選し紹介する「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」(〜10月2日)など、エキサイティングな展覧会が開催されている。

「蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」展の展示風景より、《未知との遭遇》(2023)
「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」の展示風景より、オラファー・エリアソン《星くずの素粒子》(2014)