国立西洋美術館で「にぎやかサタデー」開催。おしゃべりしながら作品鑑賞を

国立西洋美術館は、会話しながら作品を鑑賞できる機会として、「にぎやかサタデー」を8月26日に開催する。常設展・企画展も観覧無料となる。

国立西洋美術館

 東京・上野の国立西洋美術館で、「にぎやかサタデー」と題されたイベントが8月26日に開催される。

 このイベントは、会話しながら作品を鑑賞するなど、気軽に美術館を楽しめるようにと企画されたもの。通常の展覧会でも会話は制限されているわけではないが、暗黙の了解として静かにすることが求められるのは事実だ。「にぎやかサタデー」では、作品の前での会話を促すことで、作品鑑賞の驚きや喜びの輪をさらに広げることを狙う。

 展示は常設展と企画展がともに無料となり、常設展では「この絵をさがしに行こう!」企画を実施。作品の一部分を切り取った写真が添付されたポストカードが1人につき1枚配られ、ゲーム感覚で作品鑑賞が楽しめるという。

 また企画展「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」では、鑑賞体験をより深めるための問いかけや作品解説を掲載した小冊子を配布する。

 なお当日は、小さな子供連れでも美術館を楽しめるように、キッズスペースや授乳室も設置される。

小冊子

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