都立美術館などを運営する公益財団法人東京都歴史文化財団は、18歳以下の若年層(2004年4月2日以降生まれ)を対象に、文化に親しんでもらうための取り組みとして「Welcome Youth(ウェルカムユース)」事業を実施。都立施設の展覧会を期間限定で無料公開する。
昨年に引き続き実施される本事業の期間は3月18日~4月2日。対象となるのは、東京都庭園美術館、江戸東京たてもの園、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京都美術館の5施設だ。
この期間中、例えば東京都美術館では、エゴン・シーレの30年ぶりとなる大規模回顧展「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」を鑑賞可能(要予約)。
また東京都庭園美術館では毎年恒例の建物公開展が、江戸東京たてもの園では日本におけるタイルの歴史とそれを通じて見える暮らしや建築の変化を紹介する特別展「日本のタイル100年―美と用のあゆみ」が鑑賞できる(なお東京都現代美術館の「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」は全会期を通して中高生以下無料)。
なお期間中は、スマートフォンを使って都立文化施設5館のデジタルスタンプを集めるスタンプラリー企画も実施。この機会に気になるミュージアム・展覧会に出かけてみてほしい。