桶田俊二・聖子夫妻のコレクション紹介し、2019年より東京・青山のスパイラルガーデンで定期的に開催されている「OKETA COLLECTION」展。その4回目「THE SIRIUS」が、4月9日〜24日の会期で開催される。
タイトルの「SIRIUS(シリウス)」は、太陽を除けば地球上から見えるもっとも明るい恒星で、古代ギリシャ語では「輝く」という意味もある。本展では、日本の現代アート作家を中心に、桶田夫妻の審美眼が選んだ未来を明るく輝かせるような「星たち」の作品が紹介される。
出展アーティストは、井田幸昌、猪瀬直哉、梅沢和木、大山エンリコイサム、加賀温、川内理香子、小畑多丘、SHUN SUDO、田村琢郎、仲衿香、中園孔ニ、中村萌、水戸部七絵、南依岐、山口歴の15名。また、山口はスパイラルガーデンのアトリウム展示を監修し、平面3点と立体の新作を展示予定となっている。
桶田夫妻はステートメントで、「このような時代だからこそ、皆様にもアートを身近で観て、感じて、心豊かな時間を過ごしていただければ幸いでございます」との期待を寄せている。
なお4月28日からは、桶田コレクションを前期・後期に分けてふたつの異なるテーマで紹介する展覧会が東京・天王洲にある「WHAT MUSEUM」でも開催される。日本を代表するコレクター夫妻が約20年にわたり集めてきた作品に出会う機会をお見逃しなく。