藝大生が考える新型コロナ後の未来と希望。「アフターコロナのユートピア」がGOOD DESIGN Marunouchiで開催中

東京藝術大学デザイン科3年生の課題成果展「アフターコロナのユートピア」が、東京・丸の内のGOOD DESIGN Marunouchiで開催中。「新型コロナ感染症による社会構造の変化を観察し、そこからポジティブな要素を引き出して未来に対して希望をもてるデザイン提案を行う」という課題に挑んだ。会期は9月16日まで。

「アフターコロナのユートピア」メインビジュアル

 東京藝術大学デザイン科3年生の課題成果展「アフターコロナのユートピア」が、東京・丸の内のGOOD DESIGN Marunouchiで開催中だ。会期は9月16日まで。

 同展は、「新型コロナ感染症による社会構造の変化を観察し、そこからポジティブな要素を引き出して未来に対して希望をもてるデザイン提案を行う」という課題に対する学生の成果展。

 人と集うこともできず、大学にも自由に行けない現在の状況を現実のディストピアととらえ、「どうしたらポジティブな要素が引き出せるのか」「この状況におけるポジティブとは何か」といった問いに、学生が挑んだ。

 デザイン・ジャーナリストの藤崎圭一郎と、アーティストのスプツニ子!が担当教員となり、作品検討会・講評などをすべてリモートで行ったグループワークの実技課題の成果を発表。

 発表作品は映像を中心とした《あのとききゅうりは冷たかった》《Stress Control》《U》《2mの赤い糸デート》《自粛警察》の5作品のほか、チームコラボレーションソフト「Miro」を駆使したデザインプロセスや映像の世界観を表現したインスタレーションも展示される。

編集部

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