写真家の登竜門ともいわれるCP+主催の「THE EDITORS PHOTO AWARD ZOOMS JAPAN 2020」で、一般投票で最多票を獲得しパブリック賞を受賞した写真家・大杉隼平。その個展「scenes in mind」が伊勢丹新宿店メンズ館2階の「ART UP」で始まった(〜4月21日)。
大杉は1982年東京生まれ。俳優の大杉漣(1951〜2018)を父に持つ。ロンドンで写真とアートを学び、現在は雑誌やテレビ、広告、カタログなどで活動する傍ら、約200人の国内外の役者の宣材写真、アーティスト写真なども撮影。B:MING BEAMSなどのファッションブランドとのコラボレーションのほか、パーク ハイアット 京都、パーク ハイアット ドーハのオフィシャル写真を手がける。
本展では、「The Editors Photo Award ZOOMS JAPAN 2020」での受賞作品の展示に加え、今回のためにニューヨークで撮り下ろした新作を含む、計27点を展示販売。作品の展示には、大杉が2012年に行った東日本大震災の被災地支援のための写真展の際に、大杉漣が手づくりした額が使用されている。