テキスタイルによって人々の暮らしが豊かになるよう、ファッションからインテリア、家具まで表現の領域を広げてきたブランド「ミナ ペルホネン」。清澄白河の東京都現代美術館では、11月16日より、同ブランドのデザイナー・皆川明のものづくりと思考を紹介する展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」がスタートする(〜2020年2月16日)。
11月25日には、同ブランドのファッションショーも実施。美術館という空間で、ブランドの原点であるファッションの姿を堪能することができる。
加えて会期中には、劇作家・藤田貴大率いる劇団「マームとジプシー」による舞台の上演も決定。2011年から週に一度「Letter」と題し、その時々の想いを乗せた言葉を公式ホームページ上で配信してきた皆川の試みを、藤田がひとつの舞台作品として構成した。
12月には「春と夏」、2020年1月には「秋と冬」をテーマに、それぞれ別の作品が上演されるという。本展展示室での特別公演に期待したい。