2018.11.11

渋谷再開発で取り壊されるビルで。蜷川実花、SIDE CORE、杉本博司、ライアン・マッギンレーが参加するイベントが開催

世界的なカルチャーを発信してきた「渋谷」の再開発にともなって、2018年末に取り壊し予定のビル1棟を舞台に、30名以上のアーティストによるイベント「ARIGATO SAKURAGAOKA Produced by ART PHOTO TOKYO」が開催される。会期は11月16日~12月2日。

© Leslie Kee
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 世界的なカルチャーを発信してきた「渋谷」の再開発にともなって、2018年末に取り壊し予定のビル1棟を舞台に、30名以上のアーティストによるイベント「ARIGATO SAKURAGAOKA Produced by ART PHOTO TOKYO」が開催される。

 このイベントでは、写真をはじめとする最新作品の展示のほか、トークショーやDJによるライブなどの音楽イベントも充実。様々な世代やカルチャーが縦横無尽に交差する本企画では、気に入った作品を購入することもできるという。

 参加作家には、蜷川実花、小浪次郎、レスリー・キー、ライアン・マッギンレーといった国内外で活躍する写真家に加え、EVERYDAY HOLIDAY SQUADやOSHIROTTEN、SIDE COREといった新世代のクリエイターも顔を揃える。

 また、世界中で高い評価を得た坂本龍一の8年振りの最新作『async』(2017)の完結編とも呼べる5.1chサラウンド版『async surround』などが高音質で上映されるなど、多彩なイベントが日々開催される。

 詳しいスケジュールは、後日オフィシャルサイトで発表予定。移りゆく街・渋谷に「アートのいま」を体感しに出かけてみてはいかがだろうか。

小浪次郎 Straight,no chaser ©jirokonami