西野達が手がける「ふねと水辺のアートプロジェクト」第2弾。3日間限定の「隅田川ディスコ with ミラーボールカー」とは?

KADOKAWAと東京都墨田区の共同主催事業「Edo⇄2018 すみだ川再発見! ふねと水辺のアートプロジェクト」。その第2弾として、西野達によるアートと音楽のイベント「隅田川ディスコ with ミラーボールカー」が開催される。会期は11月23日から25日までの3日間。

(写真左)隅田川での実施イメージ 作画=西野達 (写真右)大阪での実施の様子

 KADOKAWAが東京都墨田区との共同主催事業としてスタートした「Edo⇄2018 すみだ川再発見! ふねと水辺のアートプロジェクト」。

 その第2弾として、 11月23日から25日までの期間中、 アートと音楽のイベント「隅田川ディスコ with ミラーボールカー」が開催される。

 本企画を手がけるのは、東京とベルリンを拠点に活動を行っている西野達。世界各都市で彫像や建造物、 公共空間を変容させる大胆なアートプロジェクトで知られる西野は、2017年に芸術選奨美術部門文部科学大臣賞を受賞した注目のアーティストだ。

 「ミラーボールカー」は、 自動車にミラーチップを貼り付けてクレーンで吊り下げ、 ライトアップとともに回転させるアート作品。 同作は、大阪での「Osaka Canvas Project 2013」でお披露目されたのち、 14年には日比谷でも公開され、話題を集めた。 河川上での公開は、今回の「隅田川ディスコ with ミラーボールカー」が初の試みとなる。 

 本企画では、作品を眺めながら、 DJと鑑賞者がともに踊って楽しめる野外ディスコ空間が隅田川テラスに設けられ、 墨田区役所前うるおい広場には、 和食や日本酒などを楽しめるフードエリア、 葛飾北斎の浮世絵を使った映像作品の展示エリアも出現するという。 

 なお初日には墨田区出身の振付師・ラッキィ池田が参加する点灯式、 最終日には西野達と鈴木康広によるトークショーといった特別プログラムも用意されている。 西野の「ミラーボールカー」によって、今日的な都市の遊び場に変異した隅田川を楽しみたい。

ミラーボールマン

編集部

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