最新作も発表。五木田智央の個展が東京オペラシティ アートギャラリーで開催

画家・五木田智央の個展「PEEKABOO」が東京オペラシティ アートギャラリーで開催。最新作を含む約40点を発表する。会期は2018年4月14日〜6月24日。

五木田智央 Come Play with Me 2018 キャンバスにアクリルグワッシュ © Tomoo Gokita / Courtesy of Taka Ishii Gallery 撮影=高橋健治

 五木田智央は1969年東京都生まれ。イラストレーションから出発し、60〜70年代のアメリカのサブカルチャーやアンダーグラウンドの雑誌や写真にインスピレーションを受けた、黒と白のモノクロームを基調とする作品で多くの人を魅了してきた。

五木田智央 記念撮影 2017 キャンバスにアクリルグワッシュ 個人蔵 © Tomoo Gokita / Courtesy of Taka Ishii Gallery 撮影=高橋健治

 本展会場には、最新作の絵画作品を中心に、800点以上のドローイングを用いた大規模なインスタレーション作品や近年の代表作など、約40点の作品が並ぶ。展示作品の多くは2017年秋以降の半年間という短期間に制作されたもので、その精力的な制作活動と、五木田が現在追求している絵画のエッセンスを紹介する展示となっている。

 また、大のプロレスファンである五木田による、プロレスラーをレコードジャケットのフォーマットで描いた肖像画シリーズも出品。全221点となる本シリーズは2002年から2017年まで継続して制作されたもので、プロレスラーの似顔絵とともにその名前と、実在する有名な楽曲タイトルで構成されている。五木田のプロレスや音楽への嗜好を垣間見ることができる作品群となっている。

五木田智央 Old Portrait 2016 キャンバスにアクリルグワッシュ 前澤友作氏蔵 © Tomoo Gokita / Courtesy of Taka Ishii Gallery 撮影=高橋健治

編集部

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